九州歯科大学付属病院 口腔顎顔面外科学講座 形態機能再建学分野

教授挨拶
  • 教室の紹介
  • 臨床
  • 教育
  • 研究
  • 国際貢献その他
  • 略歴

教授挨拶



教室の紹介

当教室は、初代 池尻 茂教授に始まり、第二代梶山 稔教授、そして私で三代目となります伝統ある教室です。私は9年前に東北大学歯学部、秋田大学医学部を経て赴任いたしまた。第一口腔外科とともに九州歯科大学附属病院における、歯科・口腔外科学の診療(入院・外来)、学生教育、及び研究を担当しております。現在、私を筆頭に、准教授1名、助教6名、医員2名、大学院 8名、臨床研修医 3名の常勤計 22名で構成されており、本学の入局者の出身大学の特徴は、本学はもちろんのこと、東北大学、広島大学、日本大学、福岡歯科大学、大阪歯科大学と幅広い大学からの混合チームからなることです。また韓国、トルコ、チュニジア、中国などからの海外留学、国内留学生等の受け入れも積極的に行なっております。

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臨床

 平成20年度の第2口腔外科単科での入院患者数は440件を超え、手術件数も400件近くとなっており、外来では当科の一日患者数が、70名を超え、いずれも当附属病院のトップの患者数で、2000年に就任以来、入院、手術件数ともにほぼ2倍近くに増え、毎年増加の一途をたどっております。西日本の歯学部附属病院でもトップクラスを誇っております。
 現在、臨床では顎骨・歯槽骨再建治療に重点をおいており、外傷や腫瘍切除後の顎骨欠損症例に対しては、血管柄付き遊離皮弁による再建や、仮骨延長法また、骨移植等を行いインプラントも含めた顎骨・歯槽骨の再建及び咬合の再構築を行なっております。また開業医の先生との病診連携に力をいれており、特にインプラント前の骨造成については、歯槽骨延長法や、自家骨、骨補填剤を用いた骨造成を積極的に取り入れ、現在、先進医療の一環としてβ―TCPを用いた上顎洞底挙上術についての臨床および基礎的研究を行なっております。われわれの科の特徴としてその分野の名のごとく、“形態と機能の再建”を第一に掲げた治療を行っていることです。

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教育

 学部学生に対しての教育は、歯科・口腔外科学の講義及び、実習(4年生)また、臨床実習(5,6年生)に対して、医局スタッフが総力を挙げて取り組んでおり、客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination:OSCE)についても、講義・実習を通じて積極的に取り組んでおります。
 卒後研修に関して、昨年度より義務化された臨床研修制度のもと臨床研修医の受け入れを行なっております。また大学院は現在8名ですが、研究だけではなく、在院期間に口腔外科の臨床を身につけ、口腔外科専門医になるためのコースを組み入れたカリキュラムを作っております。

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研究

 当講座は、顎骨・歯槽骨再建の研究・開発に重点をおいていることもあり、研究分野も基礎、臨床を含め、多岐にわたり、精力的に行っております。 
 臨床的研究として現在、β―TCPを用いた上顎洞底挙上術の臨床治験、β―TCPブロックを利用した水平的仮骨延長法の開発また、新たなインプラント表面性状の開発といった次世代の歯科治療への応用を想定した研究を行っております。
 基礎研究として、骨・軟骨代謝についての研究行っており、近年注目されつつある、各種グリコサミノグリカンについて骨・軟骨に対する影響の研究を行っています。
 得られた研究成果については、これまでに、口腔外科学会、国際歯科学会、骨・軟骨代謝学会、口腔科学会等の学会報告、及び論文報告を行い、世界に向けて有益な情報を発信し高い評価を得ております。

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国際貢献その他

 私たちは、毎年チュニジアで、口と顔の先天異常である口唇・口蓋裂の手術の医療ボランティアを行っています。毎年10日ほどで、100名を超える患者を診察し、手術を行い、さらに術後経過を地元の医師とともに行っております。これはチュニジアでも高く評価されており、草の根のボランティア活動として、チュニジアの在チュニジア日本大使からも表彰をされました。それ以外にも私は現在、Asian Journal of Oral and Maxillofacial SurgeryのEditor-in-Chiefを務めており、本医局が同雑誌の編集事務局となっており、アジアをはじめ、世界に向けた臨床・研究の拠点としての発信をここ北九州の地から行うべく、教室員一丸となって頑張っております。

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略歴

形態機能再建学分野教授 高橋 哲(たかはし てつ)
出身地  仙台市出身

略歴
昭和58年3月 東北大学歯学部卒業
昭和62年3月 東北大学大学院歯学研究科修了(口腔外科学専攻)
昭和62年9月 米国南カリフォルニア大学医学部臨床免疫学講座客員研究員
昭和63年11月 英国ロンドン大学ユニバーシティーカレッジ・帝国癌基金客員研究員
平成元年7月 米国南カリフォルニア大学医学部臨床免疫学講座客員研究員
平成2年8月  東北大学歯学部口腔外科学第二講座助手
平成6年4月  秋田大学医学部附属病院歯科口腔外科助手
平成7年4月  秋田大学医学部附属病院歯科口腔外科講師
平成12年7月  九州歯科大学口腔外科学第二講座教授現在にいたる

学会活動

  • Editor-in-Chief, Asian Journal of Oral and Maxillofacial Surgery
    (アジア口腔顎顔面外科学会雑誌編集長)
  • Asian Representative, Research Committee, International Association of Oral and Maxillofacial Surgeons(国際口腔外科学会研究委員会アジア代表)
  • International Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Editorial Board (国際口腔外科学会雑誌査読委員)
  • S.O.R.G. (Strasuburg Osteosynthesis Research Group)Asian/Pacific Section Member
  • A.C.M.F. (Advanced Cranio-Maxillofacial Forum) Global Advisory Board Member
  • 日本口腔外科学会専門医、指導医、評議員
  • 日本顎顔面インプラント学会指導医・専門医、理事
  • 日本顎関節学会指導医・専門医、理事
  • 日本がん治療認定医機構暫定教育医
  • 日本顎顔面補綴学会理事
  • 日本口腔科学会評議員
  • 日本口腔インプラント学会評議員
  • 日本顎変形症学会評議員
  • 日本口蓋裂学会評議員
  • 日本口腔粘膜学会評議員
  • 日本口腔顎顔面外科学会評議員

臨床専門分野
口腔外科学一般、顎関節症、インプラント義歯、顎変形症、口唇・口蓋裂、骨造成、顎骨再建、仮骨延長法、口腔乾燥症

研究分野
顎関節症の生化学的・分子生物学的病態解析、顎骨再建、インプラント、骨造成法、ティッシュエンジニアリング・再生医療の口腔外科への応用、低出力レーザーの骨形成促進に関する研究、口腔粘膜疾患とドライマウスとの関連、口腔癌の外科的治療および顎骨再建
顎関節症の外科的治療

趣味
音楽鑑賞(特にJAZZ、1970〜80年代のロック&Pops)、楽器演奏(サックス)、マイレージを貯めること

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