自分のように「楽しく生きる」人間でも努力すれば道を拓けることを示したい
本学の大学院に進学しようと思ったきっかけを教えてください。
大学6年生の登院実習の際、現在の指導医である義歯科の槙原先生から大学院進学を勧められました。当初は進学に全く関心がありませんでしたが、開業歯科医である父に相談したところ、「歯学博士という肩書きは将来多くのメリットになる」と強く後押しされました。その言葉に背中を押され、大学院進学を決意しました。

進学にあたって不安だったことや、準備されたことを教えてください。
最も不安だったのは金銭面でした。同期が開業医として収入を得る一方で、自分は学生のような生活に戻るのかという不安がありました。準備としては、大学院入試に英語試験があるため、医療系・特に歯科分野の英単語を研修医として働く合間に学習していました。
研究テーマと、面白いポイントを教えてください。
臨床研究として睡眠時無呼吸症候群、基礎研究としてエンドクラウンに関する研究を行っています。臨床研究では患者様と直接関わり、明日の診療に直結する知見を得られる点が魅力です。基礎研究では、日常的に使用している材料の特性や改良を身近に実感できることが面白いと感じています。

院生になって、どんな研究者・学生生活を送っていますか?
週の半分は大学病院で診療および臨床研究を行い、残りは基礎研究や開業医での臨床補助をしています。臨床と研究のバランスを意識し、一人の歯科医師としての技量向上を第一に考えています。真面目に聞こえるかもしれませんが、実際はホークス戦やゴルフにもよく行く、趣味を大切にするアクティブな大学院生です。

将来は、どのような進路を目指したいですか?
将来的には義歯科の教授を目指しています。大学院修了後は海外の大学でさらに研鑽を積みたいと考えています。この目標は地位や名声のためではなく、自分のように「楽しく生きる」人間でも努力すれば道を拓けることを示したいからです。その姿勢を通じて、大学に残る若手歯科医師が増え、組織全体がより活気づくことを願っています。
本学大学院で学ぶことの魅力を教えてください。
最大の魅力は、研究を支えてくださる先生方の多さだと思います。単科大学ゆえに規模は大きくないかもしれませんが、歯科医師の数が多く、研究に関心を持ち、協力してくださる先生が多く在籍しています。さらに分野を超えたつながりも強く、幅広い視点から研究を進められることが本学の大きな魅力です。
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九州歯科大学での学生生活やタイムスケジュールについて、在学生や教授たちが語ります。気になるインタビューを見てみよう!