研究・産学連携 顎口腔欠損再構築学分野

概要

当分野では、口腔機能学講座の各分野が互いに協力しながら、SGL教育やアクティブラーニングを組み込み、CBT・OSCE・国家試験を見据えた教育を行っています。講義実習内容としては、部分欠損補綴<ほてつ>治療学および全部欠損補綴<ほてつ>治療学の講義・実習、顎顔面補綴学、臨床推論学、総合講義を担当しています。
臨床においては、全部床義歯を中心に有床義歯全般、顎<がく>補綴<ほてつ>、睡眠時無呼吸症候群に対するオーラルアプライアンスによる治療を行っています。
研究に関しては、日常臨床から出てくる疑問や改良した方が望ましいと思われる事項を膨らませたものが主体であり、できる限り即臨床に役立つような研究テーマを考え実践しています。

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研究テーマ

  • ノンメタルクラスプデンチャーの臨床および設計方法について
  • 欠損補綴学教育に対するアクティブラーニング
  • 睡眠時無呼吸症候群に対するオーラルアプライアンスによる治療
  • デジタル技術を用いた補綴装置の製作
  • 顎欠損患者の機能回復
  • 全部床義歯の臨床

所属構成員

有田 正博
氏名 有田 正博
役職 准教授
研究内容
  • ・ノンメタルクラスプデンチャーの臨床
槙原 絵理
氏名 槙原 絵理
役職 講師
研究内容
  • ・睡眠時無呼吸症候群の治療
八木 まゆみ
氏名 八木 まゆみ
役職 助教
研究内容
  • ・全部欠損補綴の臨床
渡辺 崇文
氏名 渡辺 崇文
役職 助教
研究内容
  • ・顎顔面補綴の臨床
大楠 弘道
氏名 大楠 弘道
役職 助教
研究内容
  • ・睡眠時無呼吸症候群の治療

担当授業科目

  • 全部欠損補綴治療学講義・実習
  • 部分欠損補綴治療学講義・実習
  • 特殊補綴治療学
  • 口腔治療リハビリテーション系歯科医学Ⅲ(補綴学)
  • 臨床歯科医学系総合演習
  • 臨床推論学Ⅰ
  • 総合講義

主な実績

原著論文

  1. 大楠弘通,槙原絵理,渡辺崇文,鱒見進一:正常有歯顎者における顎下部筋群の硬度に関する検討.睡眠口腔医学6(2): 136-140, 2020.
  2. 鱒見進一,槙原絵理,渡辺崇文,津田尚吾,八木まゆみ,有田正博,鱒見 匠,菊地 亮:MRI照射後のキーパーが吸引力に及ぼす影響.日磁歯誌 29(1):27-31, 2020.
  3. Masumi S, Makihara E, Watanabe T, Tsuda S, Yagi M, Arita M, Masumi T, Kikuchi A.: Effect of keeper after MRI irradiation on attractive force. JJ Mag Dent 29 (2): 9-13, 2020.

著書・訳書

  1. 鱒見進一,槙原絵理:17章 その他の義歯,4.顎義歯.『有床義歯補綴学』.永末書店,京都,2021,323-327.
  2. 鱒見進一,渡辺崇文,槙原絵理:17章 その他の義歯,5.舌接触補助床.『有床義歯補綴学』.永末書店,京都,2021,327-329.

総説・その他

  1. 鱒見進一,槙原絵理,山森徹雄,大川周治:無歯顎補綴歯科治療におけるデンチャースペース記録法の有効性に関する調査研究.一般社団法人日本歯科医学会連合令和2年度事業「歯科医療制度と歯科医療問題に関する資料収集および調査研究」(課題番号JDSF-DSP1-2020-103-2)

特別講演,招待講演,ワークショップ,パネルディスカッション

  1. 鱒見進一:フランジテクニック.令和2年度岡山大学歯学部特別講義(令和2年7月1日,WEB)
  2. 鱒見進一:顎関節症の口腔内装置による治療.日本顎関節学会 第50回学術講演会(令和2年11月8日,WEB)

受賞

  1. 鱒見進一:令和元年度公益社団法人日本補綴歯科学会賞(学術賞)公益社団法人日本補綴歯科学会(令和2年6月21日)

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